20世紀西洋人名事典 「マークトウェイン」の解説
マーク トウェイン
Mark Twain
1835.11.30 - 1910.4.21
米国の小説家。
ミズーリ州フロリダ生まれ。
本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。
別名トマス・ジェファソン・スノッドグラス。
4歳の時、ミシシッピー河畔のハンニバルに移住し、12歳で父を失い印刷屋に奉公する。1857年ミシシッピー川の水先案内人を経て、1861年新聞社に勤めマーク・トウェイン名で文筆活動に入る。1865年ニューヨークのサタデイ・プレス紙に「ジム・スマイリーとその跳び蛙」が掲載され一躍有名になる。その後、「トム・ソーヤーの冒険」(1876年)や「ハックルベリ・フィンの冒険」(1884年)など幼年時代の自伝的小説で20世紀アメリカ文学に影響を与える。又、「コネティカットのヤンキー」(1889年)は風刺文学の最高峰である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報