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マーチソン隕石 マーチソンいんせき

百科事典マイペディアの解説

マーチソン隕石【マーチソンいんせき】

1969年,オーストラリアのビクトリア州マーチソン付近に落下した隕石。酸素,マグネシウムなどが太陽系の平均的な値と異なる同位体組成をもつことから,太陽系誕生以前の歴史を記録した隕石と考えられている。

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世界大百科事典 第2版の解説

マーチソンいんせき【マーチソン隕石 Murchison meteorite】

1969年9月,オーストラリア,ビクトリア州マーチソン付近に隕石雨として落下した隕石(炭素質コンドライト)。アジェンデ隕石などと同様,Ca,Alに富む高温で安定な鉱物からなるインクルージョンを含む。これらの中から,太陽系の平均的な値と異なる同位体組成をもつO,Mgなどが見いだされ,太陽系形成以前の歴史を記録した始原的な隕石の一つと考えられている。有機化合物も多く含まれており,グリシンアラニングルタミン酸などを含む少なくとも17種のアミノ酸,炭素数13~23程度の炭化水素が見いだされている。

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