ミネベア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミネベア」の意味・わかりやすい解説

ミネベア

極小軸受で世界シェア6割のベアリングメーカー。 1951年超精密ベアリング製造のために日本ミネチュアベアリングとして設立。 63年主力工場を長野県軽井沢に建設。国内市場で高いシェアを占めるとともに積極的に海外進出し,イギリス,アメリカで拡販に努め,71年 SKFの工場を買収,アメリカでの生産を始めた。またシンガポール,タイでも現地生産を行う。 81年現社名に変更。株式保有によって系列化をすすめ,アメリカ企業の買収のほか国内でも買収により半導体分野に進出している。売上構成比は,電子機器・部品 60%,ベアリング 22%,機械部品6%,輸送機器・部品2%,その他 10%。年間売上高 3053億 2400万円 (連結。うち輸出 47%) ,資本金 676億 8000万円,従業員数 2783名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「ミネベア」の解説

ミネベア

正式社名「ミネベア株式会社」。英文社名「MINEBEA CO., LTD.」。電気機器製造業。昭和26年(1951)「日本ミネチュアベアリング株式会社」設立。同56年(1981)現在の社名に変更。東京本部は東京都港区三田。本社は長野県北佐久郡御代田町大字御代田。精密部品メーカー。パソコンなどに使用される極小軸受けのシェア世界トップクラス。ほかに精密小型モーターなど。自衛隊・警察向け拳銃の製造も手がける。東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード6479。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android