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ヤニサシガメ

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百科事典マイペディアの解説

ヤニサシガメ

半翅(はんし)目サシガメ科の昆虫の1種。体長15mm内外,黒色で光沢がある。本州,四国,九州に分布。幼虫は樹脂様の分泌物におおわれ,松,杉などの樹皮下に群生して越冬。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤニサシガメ
やにさしがめ / 脂刺椿象・脂刺亀虫
[学]Velinus nodipes

昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目サシガメ科Reduviidaeに属する昆虫。体長12~15ミリメートル。体は黒色でやや光沢があり、触角と脚(あし)に黄白色紋がある。頭部は長く、複眼は頭部中央より前方に位置し、目の後部は丸みが強い。腹部の側縁は大きく張り出し、波状を呈する。体の表面は松脂(まつやに)状の粘着物質で覆われる。マツ樹上で生活し、幹上などに静止し、アリなどほかの昆虫を捕食する。幼虫はマツやスギの幹のくぼみや樹皮下で小集団を形成して越冬する。新成虫は6月に羽化する。本州、四国、九州、および朝鮮半島、中国に分布する。[林 正美]

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世界大百科事典内のヤニサシガメの言及

【サシガメ(刺亀)】より

…オオトビサシガメIsyndus obscurus(イラスト)は大型な褐色の種類で,指でとらえると口吻で刺すことがある。ヤニサシガメVelinus nodipesは体長14mm内外で,黒色。肢からやにを出し,体につける習性がある。…

※「ヤニサシガメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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