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ヤマノイモ科 ヤマノイモかDioscoreaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤマノイモ科
ヤマノイモか
Dioscoreaceae

単子葉植物ユリ目の1科。世界の熱帯から暖温帯にかけて5属約 750種がある。つる性の草本またはまれに低木状で,地下に塊茎 (芋) をもつ。葉は互生し,多くは三角形状のほこ形,単子葉植物でありながら網状脈をもつ。花は雌花と雄花があり,ともに6枚の花被片があって基部は互いに癒合し浅い杯形になる。雄花のおしべは6本,うち3本は退化して仮雄ずいとなることも多い。雌花のめしべは子房下位で3室,各室に2個ずつの胚珠がある。種子には翼がつく。ヤマノイモDioscoreaにはアジアでも新大陸でも食用とされる種が含まれる。 (→ヤマノイモ〈山の芋〉 , ナガイモ〈長芋〉 )

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤマノイモ科
やまのいもか
yam family
[学]Dioscoreaceae

単子葉植物。つる性まれに直立する多年草。しばしば塊茎(茎の第1節間が肥厚したもの)がある。巻きひげはない。葉は互生まれに対生し、全縁または掌状に切れ込み、平行する掌状脈と網状の細脈がある。花は単性で、雌雄異株につくか、まれに両性で放射相称、3数性である。雌しべは3心皮性で、子房は下位で3室、室の背面で裂ける(さくか)まれに液果を結ぶ。熱帯を中心にヤマノイモ属約600種のほか、5属二十数種がある。温帯には少ない。日本にはヤマノイモ属11種が分布する。[清水建美]

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