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ユンカース Junkers Flugzeug-und Motorenwerke GmbH

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユンカース
Junkers Flugzeug-und Motorenwerke GmbH

ドイツの航空機製造会社。 1919年フーゴ・ユンカース (1859~1935) によって創立され,1936年同系統の1社と合併して,国有企業ユンカースが設立された。 H.ユンカースは第1次世界大戦前から航空機やエンジンについて研究し,1919年世界最初の全金属製旅客機を製作,1930年製作の旅客機 Ju-52はダグラス DC-3に次いでほぼ全世界で活躍した。第2次世界大戦で使用された急降下爆撃機 Ju-87や爆撃機 Ju-88は世界的に有名。第2次世界大戦後,機械メーカーとして復活した。

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大辞林 第三版の解説

ユンカース【Hugo Junkers】

1859~1935) ドイツの機械技術者・航空工学者。1915年、はじめて全金属飛行機を製作。また大型輸送機を完成したが、ナチスへの協力を拒否したため工場は没収された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユンカース
ゆんかーす
Hugo Junkers
(1859―1935)

ドイツの航空学者、飛行機製作者。プロシアに生まれる。1889年からデッサウで熱機関、ガス風呂釜(ふろがま)などを製作していた。1897年アーヘン工科大学教授となり、低翼単葉型式と全金属製飛行機を着想した。第一次世界大戦中の1915年にその構想による戦闘機を試作したが、木製骨格羽布張り機体に慣れたパイロットたちに操縦性不良を理由に受け入れられず、装甲地上攻撃機としてわずかな機数が生産されたにすぎない。戦後は同じ方式の民間輸送機を生産し、ジュラルミンを使った頑丈な構造によって広く使われた。しかし、ユンカースの理念が生かされ、近代飛行機が完成するのは1930年代のアメリカである。ユンカースの波板外板は平滑に改良され、細い骨格を付けて負荷を担うセミモノコック構造が発達して、全金属製が常識となり、形態も構造的に有利な低翼単葉となって現在に至っている。[佐貫亦男]

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