ユングフラウ(英語表記)Jungfrau

翻訳|Jungfrau

デジタル大辞泉 「ユングフラウ」の意味・読み・例文・類語

ユングフラウ(Jungfrau)

《若い女性の意》スイス中南部、ベルナーアルプス高峰の一つ。アイガー南西にあり、標高4158メートル。1811年スイスのマイヤー父子が初登頂、以来登山者が多い。登山鉄道山頂北麓のユングフラウヨッホまで通じる。2001年に「ユングフラウ、アレッチ、ビーチホルン」として世界遺産自然遺産)に登録された。→アレッチホルンビーチホルン
[補説]2007年にベルナーアルプス全域の山々に拡張され、世界遺産の登録名が「スイスアルプス、ユングフラウ・アレッチ」に変更された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ユングフラウ」の意味・読み・例文・類語

ユングフラウ

  1. ( Jungfrau ) スイス南部、ベルナーアルプスの高山。一八一一年スイス人のマイヤー兄弟が初登頂。標高四一五八メートル。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ユングフラウ」の意味・わかりやすい解説

ユングフラウ[山]【ユングフラウ】

スイス南部,ベルナー・アルプスの高峰。標高4158m。インターラーケンの南東約18km,ユングフラウ鉄道がユングフラウヨッホ(3475m)に達し,ここに高山研究所,気象観測所がある。山腹氷河におおわれ,南西側にアレッチ氷河が流れ,北にメンヒ山,アイガー山が相接する。初登頂は1811年。
→関連項目インターラーケンスイス・アルプスのユングフラウとアレッチ氷河ラウターブルンネン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユングフラウ」の意味・わかりやすい解説

ユングフラウ
Jungfrau

スイス南部,ベルン州バレー州の境界にある,アルプス山脈ベルナーオーバーラント中の高峰。標高 4158m。 1811年スイス人のマイヤー兄弟がバレー側から登頂に成功。 65年にはイギリス人 G.ヤングと H.ジョージがインターラーケン側から,1927年には2人のガイドが南側からそれぞれ頂上をきわめた。 1912年にヨーロッパで最も高所を走るユングフラウ鉄道がクライネシャイデックからアイガー (3970m) やメンヒ (4099m) の峰々の下をトンネルで抜けてユングフラウヨッホ (3454m) まで開通。ここに高山研究所,気候観測所があり,山頂は氷河でおおわれる。山名は「若い女性」の意。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android