百科事典マイペディア 「ラン(藍)藻」の意味・わかりやすい解説
ラン(藍)藻【らんそう】
→関連項目原核生物|スイゼンジノリ|藻類
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…スペリオル湖型とよばれる縞状鉄鉱層は世界の楯状地に分布し,20億~25億年前に形成されたこの型の鉱床が世界の80%を占める。先カンブリア時代特有のこの鉄鉱床は大陸棚または劣地向斜の浅い海で形成されたもので,ラン藻植物に由来する分子状酸素によって海水にとけていた2価の鉄イオンが酸化をうけて,いっせいに沈殿したものとされている。
[資源]
先カンブリア時代の鉄鉱床はスペリオル湖地域だけで鉄として1011tをこす埋蔵量を有する。…
…細菌にくらべて一般に耐酸性が強く,酸性土壌においてとくに有機物分解に重要な作用を行っている。藻類のおもなものは,緑藻,ラン藻,ケイ藻であり,光エネルギーを利用する無機栄養生物である。ラン藻のあるものは窒素固定能を有し,水田の肥沃化に役だっている。…
※「ラン(藍)藻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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