出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Lewis acid
米国のG.N. Lewisによって提案された酸の定義。Lewisは化学結合を電子対受容体と電子対供与体の関係で説明し,前者を酸と定義した。この定義の酸はルイス酸と呼ばれ,水以外の溶媒系での反応に適用しうる酸塩基の概念を与えた。例えば,BF3+:NH3→BF3:NH3という反応で,BF3はNH3から電子対を受けとっているのでルイス酸である。
執筆者:富田 克利
参照項目:ブレンシュテッド酸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…クラス(b)の金属イオン N≪P>As>Sb,O≪S~Se~Te,F<Cl<Br<I。クラス(a)のような金属イオン(ルイス酸)を硬い酸,クラス(b)のような金属イオンを軟らかい酸と呼ぶ。また,硬い酸と安定な錯体をつくりやすいN,O,Fなどを配位原子とする化合物(ルイス塩基)を硬い塩基,軟らかい酸と安定な錯体をつくりやすいP,S,Iなどを配位原子とする化合物を軟らかい塩基という。…
…ふつうの錯体(ウェルナー錯体という)においては配位原子は孤立電子対で中心原子に配位結合で結合している。したがってG.N.ルイスの酸・塩基の定義により,中心原子はルイス酸であり,配位子はルイス塩基である。このような錯体をウェルナー錯体とよぶ。…
※「ルイス酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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