ルガノ湖(読み)ルガノコ(その他表記)Lago di Lugano

デジタル大辞泉 「ルガノ湖」の意味・読み・例文・類語

ルガノ‐こ【ルガノ湖】

Luganoスイスイタリアとの国境の湖。コモ湖マッジョーレ湖との間にある、氷河によるせき止め湖北岸に観光保養都市ルガノがある。ルガーノ湖

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ルガノ湖」の意味・わかりやすい解説

ルガノ[湖]
Lago di Lugano

イタリア北部,ロンバルディア州とスイスのティチノ州とにまたがる氷河湖アルプスの南斜面,マジョーレ湖とコモ湖のほぼ中間に位置し,周囲を高い山々で囲まれている。面積はそれほど大きくないが,不規則な形をしており,周囲の長さは93kmに及んでいる。風光に富んだ湖畔にはルガノ,メリデ,カンピオーネ・ディタリアなどの観光地保養地がある。湖のほぼ中央鉄道が横切っている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルガノ湖」の意味・わかりやすい解説

ルガノ湖
るがのこ
Lago di Lugano

スイス南部、イタリア国境付近のロンバルディア・アルプス南斜面の谷にたたえられた湖。細く入り組んだ湖で、マッジョーレ湖とコモ湖に挟まれる。湖面標高271メートル、面積48.7平方キロメートル、最大水深288メートル。大部分はスイスのティチーノ州に属する。湖を取り囲み、サン・サルバトーレ山(912メートル)をはじめ展望のよい山々があり、有数の観光地となっている。

[前島郁雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android