ルートヴィヒ(1世)(英語表記)Ludwig Ⅰ

旺文社世界史事典 三訂版 「ルートヴィヒ(1世)」の解説

ルートヴィヒ(1世)
Ludwig Ⅰ

778〜840
フランク国王,西ローマ皇帝(在位814〜840)。敬虔 (けいけん) 王(der Fromme)とも呼ばれる
カール1世の第三子。信仰心が篤く,教会・修道院を保護したが,政治的には無能で,在位中すでに息子たちへの土地分与問題で混乱を生じさせた。死後遺領をめぐって争いが生じ,843年のヴェルダン条約王国は3分された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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