ルーブル合意(読み)ルーブルごうい(その他表記)Louvre Accord

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルーブル合意」の意味・わかりやすい解説

ルーブル合意
ルーブルごうい
Louvre Accord

1987年2月,フランスパリにあるルーブル宮殿で開催された先進7ヵ国財務大臣・中央銀行総裁会議 G7でなされた,通貨安定のための合意。1985年のプラザ合意のあと一貫してドル下落し,行き過ぎたドル安アメリカ合衆国インフレ圧力を増すなどの懸念台頭ドル暴落歯止めをかけるためこの会議が開催された。おもな合意点は,(1) 各国通貨の変動にゆるやかな許容範囲を設ける,(2) これをこえたときは当該通貨当局が協議のうえで市場介入を行ない,各国はこれに協力する,というものであった。(→為替調整

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FX用語集 「ルーブル合意」の解説

ルーブル合意

1987年2月、フランスのパリにあるルーブル宮殿で開催された先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)において、為替相場安定のために各国が政策協調を行なうことに対する合意がなされたことをいいます。これによりプラザ合意でのドル高是正に終止符を打ち、これ以上のドル安は好ましくないとしたのですが、各国の政策協調も十分ではなく、ドルはその後も下落を続けました。

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