レユニオン島の火山峰-圏谷と岩壁群(読み)レユニオンとうのかざんほう けんこくとがんぺきぐん

世界遺産詳解 の解説

レユニオンとうのかざんほう けんこくとがんぺきぐん【レユニオン島の火山峰-圏谷と岩壁群】

2010年に登録された世界遺産(自然遺産)。アフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置するフランス領レユニオン島の広大な自然。レユニオン国立公園の中心地域にあり、島の面積の40%、10万haを超える。2つの火山、3つの断崖に囲まれた圏谷、巨大な岩壁森林に覆われた峡谷などが起伏に富んだ地形をなし、美しい景観を生み出している。また亜熱帯雨林、雲霧林(うんむりん)、低木が原生した荒地などが、複雑で特徴のある景観を形成し、多種多様な生物を育んでいる。◇英名はPitons, cirques and remparts of Reunion Island

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android