レーリー散乱(読み)レーリーさんらん

最新 地学事典 「レーリー散乱」の解説

レーリーさんらん
レーリー散乱

Rayleigh scattering

光(電磁波)の波長より十分小さい粒子による光の散乱。散乱強度が波長の4乗に反比例するため,短波長ほど散乱されやすい。レーリー散乱は日常生活において大気分子による日射の散乱でよく観察される。太陽が天頂近くにある場合(昼間),青色波長が強く散乱されるため空は青く見える。地上近くにある場合(明け方夕方)は,日射が地上(観測者)に到達するまでの距離が長くなる。そのため,青色波長は途中で散乱によって消失し,空は赤く見える。ただし,赤色波長の散乱強度は弱いため,空全体が赤くなることはなく,また晴天の場合のみに見える。

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百科事典マイペディア 「レーリー散乱」の意味・わかりやすい解説

レーリー散乱【レーリーさんらん】

球形粒子による電磁波の散乱のこと。ミー散乱で粒子の粒径が電磁波の波長に比べて小さいときをいう。

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改訂新版 世界大百科事典 「レーリー散乱」の意味・わかりやすい解説

レーリー散乱 (レーリーさんらん)

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世界大百科事典(旧版)内のレーリー散乱の言及

【光散乱】より

… 光散乱は,また波長変化を伴わない散乱と伴う散乱に分けられ,前者を弾性散乱,後者を非弾性散乱と呼ぶ。弾性散乱には,レーリー散乱とミー散乱がある。光の波長に比べて非常に小さい粒子に光を照射すると,粒子は照射光の振動数と同一の振動数で振動する電気的双極子となる。…

※「レーリー散乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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