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ロゲイニング

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ロゲイニング

豪州で1970年代に始まった。オリエンテーリングに似ているが、チェックポイントをすべて回る必要はなく、コースも自由に決められるところが異なる。ポイントを通過した証拠としてメンバーを写真に撮るのがルール。チェックポイントは競技直前に示され、制限時間内にゴールできないと減点される。

(2014-01-25 朝日新聞 朝刊 愛媛全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロゲイニング
ろげいにんぐ
rogaining

支給された地図とコンパスを使用して制限時間内にできるだけ多くの記録地点(コントロールという)を通過し、地点ごとに割り当てられた点数の合計を競う野外運動競技。ロゲインrogaineともいう。オリエンテーリングと似ているが、オリエンテーリングが指定された地点を順番に通過して最終目的地に早く到達することを競うのに対し、ロゲイニングではコントロールを回る順序は決められておらず、制限時間内に獲得した点数を競う。1970年代にオーストラリアで始まった競技で、オーストラリアのほか、アメリカカナダでも盛んに行われている。
 1チームの人数は2~5人ほどで、競技は広大な山野や丘陵地、起伏の激しい山岳地帯などで行われる。世界選手権などの国際大会では24時間の制限時間で行われるため、参加者は食料や飲料、仮眠をとるための装備などを背負って行動する。参加者は主催者が用意したGPS(全地球測位システム)内蔵のリストバンドなどを装着することが義務づけられ、それによりチームの現在地や安全が確認される。コントロールの通過証明(得点)は、専用のICカードで行われる。時間内にゴールできなかった場合は、超過した時間に応じて減点される。コントロールに付与される点数は、そこに到達するための難易度によって異なるため、点数の高いコントロールを効率的に回るためのルートを考え、時間内にゴールすることが重要である。一般向けの競技会では、年齢や性別に応じた制限時間の区分があり、子供や高齢者でも参加できる2時間のロゲイン、6時間のクォーターロゲイン、12時間のハーフロゲインなどがある。
 日本では、ロゲイニングを町おこしや観光に生かす取り組みも行われている。長野県松本市や安曇野(あずみの)市などで、定期的にスポーツと観光の要素を組み合わせたイベントが開かれている。記録地点には地域の観光名所などが設定され、移動には部分的に公共の交通機関を利用するなど、競技性を楽しみながら観光するという試みが人気である。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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