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ロドチェンコ ロドチェンコ Rodchenko, Aleksandr

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロドチェンコ
ロドチェンコ
Rodchenko, Aleksandr

[生]1891.12.5. ペテルブルグ
[没]1956.12.3. モスクワ
ソ連の画家,デザイナー,写真家。カザン美術学校およびモスクワの美術工芸学校に学んだ。 1914年頃 K.マレービッチの影響を受け純粋抽象に向い,革命後は構成主義運動に参加した。 22年以後,美術と工芸の結びつきを主張し,舞台装置工業デザイン,装丁,写真,ポスタータイポグラフィなど多方面にわたって活躍。

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百科事典マイペディアの解説

ロドチェンコ

ロシア・アバンギャルドの画家。建築やタイポグラフィーデザイン,写真など多才な活動を展開した。1917年から1921年にかけて定規やコンパスを用いた無対象絵画を創作。
→関連項目構成主義

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世界大百科事典 第2版の解説

ロドチェンコ【Aleksandr Mikhailovich Rodchenko】

1891‐1956
ソ連邦の造形作家,デザイナー。ペテルブルグ生れ。1915年モスクワに出て定規とコンパスで線の絵画,線の空間構成を制作。革命後はV.F.ステパノワとともに生産主義を唱え,家具や室内のデザインをする一方,詩人マヤコーフスキー主宰の雑誌《LEF(レフ)(芸術左翼戦線)》に協力。詩集の挿絵,雑誌の表紙,ポスターなどのグラフィック・デザイン,写真,写真のコラージュなどの分野で構成主義的な作品を制作した。【宮島 久雄】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロドチェンコ
ろどちぇんこ
Александр Михайлович Родченко Aleksandr Mihaylovich Rodchenko
(1891―1956)

ロシアの画家、舞台装置家、写真家、デザイナー。サンクト・ペテルブルグに生まれる。カザン美術学校に学び、1910年代後半から抽象的コンポジション絵画でデビュー、きわめて多彩かつ豊かな美的世界を創造した。20年から30年にかけてモスクワで後進の指導にあたったが、その間も多くの分野で活躍した。すなわち、20年代には、いまなお有名な数多くのポスター(映画『戦艦ポチョムキン』など)を制作したほか、書籍の装丁でもユニークな仕事を残した。また、演劇や映画では装置家として多彩な活躍をし、写真家としてはフォトモンタージュを手がけ、この分野でも優れた作品がある。30年代には芸術写真のほか有名人のポートレートも撮っている。モスクワに没。旧ソ連美術界にあってデザイナーとしての開拓者的な仕事をした人物であり、「雪どけ」後ようやく、初期の抽象的コンポジションをはじめ、その全業績が再評価される気運にあった。夫人ステパーノワВарвара Ф.Степанова/Varvara F. Stepanova (1894―1958)も画家、デザイナーとして有名。[木村 浩]

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世界大百科事典内のロドチェンコの言及

【構成主義】より

…もともとは1921年ころ革命後のロシアに現れた前衛美術運動の一派であるが,その後東欧から中欧にかけて,ジャンルのうえではデザインや建築にまで広がった大規模な国際的芸術運動である。画架(イーゼル)にのせて描く絵画を否定し,現代社会で普通にみられる工業材料(金属,ガラスなど)を使って物理学的な均衡感覚に基づく抽象的な美や,運動という力動的な美を表現する構成主義的な作品としては,1920年のロドチェンコの《吊り構成》やタトリンの《第三インターナショナル記念塔》(案)などがある。しかし,構成主義という言葉が初めて使われたのは21年ステンベルグ兄弟とメドゥネツキーの展覧会(モスクワ)においてであった。…

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