コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ロマンチック街道 ロマンチックカイドウ

大辞林 第三版の解説

ロマンチックかいどう【ロマンチック街道】

〔Romantische Straße〕 ドイツ中部の都市ビュルツブルクからオーストリア国境付近のフュッセンに至る約300キロメートルにわたる道。ローテンブルク・アウクスブルクなど、中世のたたずまいを残す小都市を通る観光ルート。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロマンチック街道
ろまんちっくかいどう
Romantische Strae

ドイツ南部、バイエルン州のウュルツブルクからアウクスブルクを経て、アルプスの北麓(ほくろく)フュッセンに至る観光道路。全長約350キロメートル。沿道にはほかにローテンブルク、フォイヒトバンゲン、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、ドナウベルト、ランツベルクなどの歴史的都市が連なる。またバイカースハイムの宮殿、リーメンシュナイダー作の祭壇のあるグレーグリンゲンのヘルゴッツ教会、16世紀の豪商フッガーの屋敷、ツィンマーマン作のビース教会、ノイシュバーンシュタイン城やホーエンシュバーンガウ城などの名所が点在する。そのため観光地化し、1950年ごろからロマンチック街道とよばれるようになった。この街道は中世から近代初期にかけてイタリアとドイツを結ぶ通商路となり、アウクスブルクなどの都市が栄えた。その後たび重なる戦争や通商路の変遷などにより衰退し、近代には田園地帯の地方中心地となった。それだけに各都市には昔ながらの広場、囲壁、市門、教会や家並みが維持され、かつての都市文化や市民の生活様式をうかがうことができる。[石井英也]

世界遺産の登録

ロマンチック街道には、さまざまな歴史的建造物が点在する。フュッセン近郊のシュタインガーデンに建てられたビースの教会は1983年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「ビースの巡礼教会」として世界遺産の文化遺産に登録された(世界文化遺産)。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ロマンチック街道の関連キーワードノイシュバンシュタイン城バートメルゲントハイムホーエンシュバンガウ城広域観光周遊ルートワイカースハイムヘルゴット教会ハールブルク城クレクリンゲン虫明 亜呂無ヴィース教会暮坂峠

今日のキーワード

偽計業務妨害罪

虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。偽計とは人を欺罔,誘惑し,あるいは人...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ロマンチック街道の関連情報