ロンドン伝道協会(読み)ロンドンでんどうきょうかい(英語表記)London Missionary Society

世界大百科事典 第2版の解説

ロンドンでんどうきょうかい【ロンドン伝道協会 London Missionary Society】

海外の非キリスト教徒に福音をもたらすことを目的に,1795年ロンドンで設立された組織。おもな後援者は会衆派教会であった。当時のJ.クックの太平洋探検はイギリスのキリスト教界に強い興味を引き起こし,協会が最初に選んだ宣教の場所は太平洋地域であった。96年伝道船ダフ号はタヒチ島トンガタプ島マルキーズ諸島に向かう宣教師達を乗せて出航した。翌年にはタヒチに最初の宣教師が上陸し,以後南太平洋全域へのキリスト教布教の基地となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のロンドン伝道協会の言及

【ニュージーランド】より

…彼らはマオリと衝突し,食人の習慣があったマオリに殺されることもあった。1814年には会衆派教会系のロンドン伝道協会のマーズデンSamuel Marsden(1764‐1838)によるキリスト教の布教活動が始まったが,当時はマオリの人口,文化がヨーロッパ人のそれをしのいだ〈マオリ支配〉の時代であった。北島北端近くのアイランズ湾Bay of Islandsが交易の中心地となり,イギリス,フランス,アメリカの捕鯨船や商船が出入りした。…

※「ロンドン伝道協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

パッシングショット

テニスで、ネット際に進んできている相手のわきを抜く打球。パス。パッシング。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android