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ローダンセ Helipterum manglesii (Rhodanthe manglesii); Swan River everlasting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ローダンセ
Helipterum manglesii (Rhodanthe manglesii); Swan River everlasting

キク科の一年草で,和名はヒロハノハナカンザシ。オーストラリア西部の乾燥地に自生する。草丈は 30~50cm。茎は細く,表面に白粉の浮く卵円形の葉が互生する。頭状花を包む花弁のような部分は総包片で,鮮桃色から白色までの変異がある。切り花や鉢植えに利用されるほか,総包片は乾質でドライフラワーにしやすい。石灰質の砂質土壌を好む。早春に種子をまき,よく日に当てて育てる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ローダンセ
ろーだんせ
[学]Helipterum manglesii F. v. Muell.

キク科の半耐寒性一年草。和名ヒロハノハナカンザシ(広葉花簪)。オーストラリア原産。園芸上は旧学名のRhodantheでよばれる。草丈30~50センチメートル、茎は細く直立して先で分枝し、全株無毛で白粉を被る。葉は薄く、卵形か楕円(だえん)形で全縁、基部は耳状で茎を抱く。4~5月、茎頂に淡桃色ないし暗紅色、または白の頭状花をつける。花は径2.5~4センチメートルで花弁状にみえるのは包で、ケイ酸分を多く含み、変色しにくく、ドライ・フラワーに適し、切り花、鉢植えとしても利用される。[植村猶行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のローダンセの言及

【オーストラリア】より

…他方,北東部~北部には,林床につる植物や着生植物がよく繁茂した亜熱帯林~熱帯雨林が出現する。また,西部の内陸ではスタート・デザート・ピーSturt’s desert pea(クリアンツス属),紙細工のような花を咲かせるムギワラギク(ヘリクリスム属),カイザイク(アムモビウム属),ヒロハハナカンザシ(ハナカンザシ属,ローダンセまたはロダンテともいう)など乾燥に適応した一年草が自生している。1科1属1種の食虫植物フクロユキノシタはオーストラリア南西端の湿地だけに野生する珍しい植物である。…

※「ローダンセ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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