世界遺産詳解 「ヴィースの巡礼教会」の解説 ヴィースのじゅんれいきょうかい【ヴィースの巡礼教会】 1983年に登録された世界遺産(文化遺産)。ドイツのバイエルン州ミュンヘンの南西に位置する。18世紀の建造物で、外観は質素だがロココ様式の内装が傑出しており、フレスコ画家ヨハン・バプティスト・ツィンマーマンが描いた「天から降ってきた宝物」と呼ばれる天井画や祭壇が美しい。ドイツ・ロココ様式の第一人者として知られる建築家ドミニクス・ツィンマーマン(ヨハンの弟)が設計した教会建築の傑作であることが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はPilgrimage Church of Wies 出典 講談社世界遺産詳解について 情報