川崎製鉄水島サッカー部を母体に1994年に設立。阪神大震災発生の95年から現チーム名となり、97年にJリーグ昇格。2004年から
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日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はVISSEL KOBE。法人名は「株式会社クリムゾンフットボールクラブ」。神戸市をホームタウンとし、兵庫県を活動区域とする。ホームスタジアムはホームズスタジアム神戸(収容人員3万0132)。チーム名は、英語の勝利(VICTORY)と船(VESSEL)をあわせた造語。国際港湾都市神戸のイメージにあわせて「勝利の船出」を意味する。マスコットは神戸・兵庫になじみ深いウシをキャラクター化した「モーヴィ」。クラブカラーはクリムゾンレッド(深紅)。
1966年(昭和41)に川崎製鉄株式会社水島サッカー部として創部。1986年に日本サッカーリーグ二部に参加し、翌1987年に川崎製鉄株式会社サッカー部に改称した。1992年(平成4)第1回JFL二部に参加。1994年に株式会社神戸オレンジサッカークラブを設立し、翌1995年にチーム名をヴィッセル神戸に改称して、Jリーグ準会員となった。1997年にJリーグ正会員となり、Jリーグ昇格を果たしたが、2006年にディビジョン2(J2)に降格、2007年にJ1に復帰した。
2004年(平成16)2月、チーム運営会社が「株式会社ヴィッセル神戸」からインターネットモールを運営する楽天の関連会社クリムゾングループが設立した「クリムゾンフットボールクラブ」に変わっている。
神戸でのサッカーの歴史は古く、1900年代の初めからサッカーが行われていた記録が残っている。昭和初期は東京と並んでもっともサッカーが盛んな土地として知られ、全国高等学校サッカー選手権大会では、1917年(大正6)の第1回大会で御影師範(みかげしはん)が優勝して以降、第二次世界大戦前までの22大会中17大会で神戸の学校が優勝している。
過去在籍した選手にはミカエル・ラウドルップMichael Laudrup(1964― 、デンマーク)、三浦知良(かずよし)(1967― )、永島昭浩(ながしまあきひろ)(1964― )らがいる。
[中倉一志]
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
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