精選版 日本国語大辞典 「一越」の意味・読み・例文・類語
ひと‐こし【一越】
- 〘 名詞 〙
- ① 一つの基準をやや抜け出していること。一段階越えていること。一枚上手(うわて)の域に立つこと。
- [初出の実例]「それは、道をしらぬ故に初心にきこゆ。一こし越て鑑見たまへ」(出典:評判記・色道大鏡(1678)六)
- ② 「ひとこしちりめん(一越縮緬)」の略。
- [初出の実例]「太吉郎の店に来ると、〈略〉品調べをした。━漆呉服、白生地、縫取縮緬、一越、綸子」(出典:古都(1962)〈川端康成〉冬の花)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…生糸のみ使ったものを本ちりめん,玉糸入りのものは玉ちりめん,紬入りは紬ちりめんなどと呼ぶ。ちりめん緯の配列の違いによってしぼの表れ方,形が異なり,左右1本交互を一越(ひとこし),2本交互を錦紗(きんしや),3本交互を三越,4本交互以上で出るしぼを〈うずら〉,片撚りだけのものは片しぼ,立てしぼ,楊柳と呼び絹縮になる。段ちりめんはちりめん緯と平糸などをさまざまに混ぜて織り込んだもので,経緯に強撚糸を使ったものをジョーゼットクレープと呼ぶ。…
※「一越」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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