デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一鎮」の解説 一鎮 いっちん 1277-1356* 鎌倉-南北朝時代の僧。建治(けんじ)3年生まれ。時宗(じしゅう)。遊行上人(ゆぎょうしょうにん)6世。3世智得に師事したとも,2世真教の弟子ともいわれる。嘉暦(かりゃく)2年から遊行し,暦応(りゃくおう)元=延元3年相模(さがみ)(神奈川県)藤沢の清浄光寺(しょうじょうこうじ)の住持となった。生地に越後(えちご)(新潟県),越前(えちぜん)(福井県)の2説がある。文和(ぶんな)4=正平(しょうへい)10年12月22日死去。79歳。号は十阿。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例