デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丁野南洋」の解説 丁野南洋 ちょうの-なんよう 1754-1802 江戸時代中期-後期の儒者。宝暦4年生まれ。江戸で宇佐美灊水(しんすい)にまなび,寛政9年比叡山(ひえいざん)山門の講師となる。著作「鼓山房遺稿」は,近江(おうみ)(滋賀県)の梅辻春樵(しゅんしょう)が遺文をあつめたもの。享和2年2月4日死去。49歳。土佐(高知県)出身。名は粲(さん)。字(あざな)は君美(くんび)。通称は彦十郎。別号に鼓山。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例