七所拵え(読み)ナナトコロゴシラエ

デジタル大辞泉 「七所拵え」の意味・読み・例文・類語

ななところ‐ごしらえ〔‐ごしらへ〕【七所×拵え】

脇差わきざしの縁・かしら目貫めぬき折金栗形裏瓦うらがわらこうがい七つを同じ地金図案でそろえたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「七所拵え」の意味・読み・例文・類語

ななところ‐ごしらえ‥ごしらへ【七所拵】

  1. 〘 名詞 〙 脇差の縁・頭(かしら)目貫・折金・栗形・裏瓦(うらがわら)・笄(こうがい)の七つの金具をそろいの図案にして、地金・彫物をそろえたもの。ななとこごしらえ。ななところ。
    1. [初出の実例]「七所拵(ナナところゴシラヘ)脇指」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)五)

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