七道村(読み)しちどうむら

日本歴史地名大系 「七道村」の解説

七道村
しちどうむら

[現在地名]堺市七道東しちどうひがし町・七道西しちどうにし町、大阪市住之江区安立あんりゆう四丁目・住之江三丁目など

堺町の北、紀州街道に沿う。古くは七堂・七度とも書かれたと伝え、その由来を高渚たかす院の七堂伽藍のあった地、住吉社(現住吉区)神輿を担ぐ人々が七度の垢離をとった地であるからという。摂津国住吉郡に属する。宝永元年(一七〇四)大和川開削により村域は二分され、大和川河北河南の地に分断された。


七道村
しちどうむら

当村は宝永元年(一七〇四)の大和川の開削により旧来の村域が南北に分断され、大和川以北の石高七六石余の地は現在住之江区に、残りは南の堺市域に属する(堺市の→七道村

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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