三並良(読み)ミナミ ハジメ

20世紀日本人名事典 「三並良」の解説

三並 良
ミナミ ハジメ

明治〜昭和期のキリスト教思想家



生年
慶応3年10月3日(1867年)

没年
昭和51(1976)年10月27日

出生地
伊予国周葉郡小松町字新屋敷(愛媛県)

学歴〔年〕
新教神学校〔明治24年〕卒

経歴
明治24年普及福音教会牧師となる。32年東京外国語学校、(東京)高師各講師、33年陸軍中央幼年学校講師を経て、教授就任。慶応義塾大学部講師を兼任し、39年独逸協会学校講師を経て、40年一高講師、41年同教授となる。大正8年松山高校教授に転じた。のち普及福音教会を離脱著書に「日本に於ける自由基督教と其先駆者」「真人基督」、訳書オルデンベルク仏陀」、R.オイケン「宗教真諦」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三並良」の解説

三並良 みなみ-はじめ

1865-1940 明治-昭和時代前期のキリスト教思想家。
慶応元年10月3日生まれ。シュピンナーが設立した普及福音教会の新教神学校1期生。機関誌「真理」を発行,内村鑑三不敬事件で内村擁護の論陣をはった。のち日本ゆにてりあん弘道会に参加。ドイツ語学者として一高,松山高の教授を歴任した。昭和15年10月27日死去。76歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身。著作に「日本に於ける自由基督教と其先駆者」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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