三村元親(読み)みむら もとちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三村元親」の解説

三村元親 みむら-もとちか

?-1575 織豊時代武将
三村家親次男備中(びっちゅう)(岡山県)松山城主。毛利氏とむすんで宇喜多直家に対抗したが,天正(てんしょう)元年毛利氏と宇喜多氏が和睦したため,毛利氏から離反。毛利・宇喜多連合軍の追討をうけて松山城に籠城,天正3年6月2日自害した。
格言など】ひとたびは都の月と思ひしにわれ先づ夏の雲にかくるる(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android