コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

物申す モノモウス

2件 の用語解説(物申すの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

もの‐もう・す〔‐まうす〕【物申す】

[動サ五(四)]《古くは「ものまをす」。「物言う」の謙譲語》
要求や反対意見などを言う。注文をつける。「役所に―・す」「若者に―・す」
ことばに出して申し上げる。
「うちわたすをちかた人に―・す我そのそこにしろく咲けるは何の花ぞも」〈古今・雑体〉
神仏などに、願い事を奏上する。祝詞を奏する。
「神、寺などにまうでて―・さするに」〈・三一〉
人に呼びかけたり、他家で案内を請うたりするときにいう語。
「―・さう、どいへば、何事と答ふ」〈平家・三〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ものもうす【物申す】

( 動五[四] )
〔古くは「ものまをす」〕
ものを言う。 「すっかり疲れてしまって-・す元気もない」
文句を言う。抗議する。 「役所のおえら方に-・す」
「もの言う」の謙譲語。言葉に出して申し上げる。 「うちわたすをちかた人に-・すわれそのそこに白く咲けるはなにの花ぞも/古今 雑体
神仏に願い事を言上する。 「神・寺などにまうでて、-・さするに/枕草子 31
人に呼びかけるのに用いる語。案内を請う語。ごめんください。 「『-・さう』どいへば、『いづくより』と問ひ給ふ/平家 10
[可能] ものもうせる

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

物申すの関連キーワード着古す曝け出す使い古す響もす飲ます化かす見流す遣らかす打任す引写す

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

物申すの関連情報