下橋敬長(読み)しもはし ゆきおさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下橋敬長」の解説

下橋敬長 しもはし-ゆきおさ

1845-1924 幕末-明治時代故実家
弘化(こうか)2年5月16日生まれ。安政3年(1856)家職をついで一条家御側出仕となり,朝廷の装束召具方をつとめ,高倉流故実をおさめる。慶応3年一条家侍(さむらい)。維新後,京都御所殿部などをつとめた。宮廷公事(くじ)を講演し,「幕末の宮廷」「京都故事について」にのこした。大正13年7月4日死去。80歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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