両化八幡神社(読み)りようけはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「両化八幡神社」の解説

両化八幡神社
りようけはちまんじんじや

[現在地名]世羅西町小国 中島

美波羅みはら川に南面する小丘陵に鎮座祭神は仲哀天皇・神功皇后・応神天皇・天御中主神など七柱。旧村社。「芸藩通志」に、応安元年(一三六八)安井小太郎が村内の長村ながむら谷よりこの地に移すと記す。社伝では当地はもと厳島神社の境内地で、両社が並ぶことになったところから両家りようけと称したというが、小国おぐに郷の領家方が祀った八幡宮と考えられる。

一〇月一日、二日(もとは旧八月一六日)祭日に行われる夕顔切の神事は、昔、小国の土居どい城主赤川元房が戦勝を祈願して大勝したことから奉納されたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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