両性愛(読み)リョウセイアイ(その他表記)bisexuality

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「両性愛」の意味・わかりやすい解説

両性愛
りょうせいあい
bisexuality

同性,異性どちらにも恋愛感情や性的欲望が向かう性的指向,また同性,異性どちらとも性行動があること。両性愛者をバイセクシュアルともいう。同性愛,異性愛,両性愛などの性的指向について,それらを並列的にとらえる見方もあるが,同性愛と異性愛は一つの性別を対象とするモノセクシュアリティ monosexualityであり,それと対となる概念として両性愛を位置づける考え方もある。また,両性愛という表現が,女性・男性の二項の組み合わせであることから,その二項対立的な性別区分を避けたり,女性・男性どちらでもないという性自認(性同一性)をもつ人(→Xジェンダー)なども恋愛や性的対象となることを含意したりするため,あらゆる性別が対象となるという意味でパンセクシュアリティ pansexualityという語が使われることもある。両性愛者は,恋愛や性的対象となる性別が多いため,性的経験が多いという印象をもたれることがあるが,それは事実に基づかない。また,両性愛者は同性愛者のコミュニティに参加することが多いが,同性愛者のコミュニティにも両性愛者に対する偏見があるため,自分が両性愛であることを公表しづらいという人も多い。(→LGBT)

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む