ちゅうこ‐ご【中古語】
- 〘 名詞 〙 中古(日本では、主として平安時代)に用いられた言語。また、個々の単語をいう。国語史では、特に、この時代末期の院政時代約一〇〇年間を、すでに中世語の特色が現われはじめているとして分離し、平安初期からの約三〇〇年間の言語についていうことが多い。その語法・語彙は、多く、後世の和歌や擬古文などに受けつがれた。
- [初出の実例]「現今の文語はもと中古語に拠れるものにて」(出典:中等教科中古文典(1905)〈芳賀矢一〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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