デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島両以」の解説 中島両以 なかじま-りょうい 1604-? 江戸時代前期の商人。慶長9年2月生まれ。京都の人。元和(げんな)5年父祖の地美濃(みの)(岐阜県)にもどる。酒,味噌(みそ)の醸造や金融業をおこない,寛永16年材木商に転じ,名古屋藩の御用をつとめる。美濃茶や,南部,津軽などからの材木の取引で巨利をえた。延宝3年(1675)「中島両以記文」を刊行した。通称は助右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by