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中心噴火 チュウシンフンカ

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デジタル大辞泉の解説

ちゅうしん‐ふんか〔‐フンクワ〕【中心噴火】

火山の中央部にある火口で起こる噴火。→割れ目噴火

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百科事典マイペディアの解説

中心噴火【ちゅうしんふんか】

中心性噴火とも。火山のでき方を2大別した場合の一つ。割れ目噴火の対。溶岩や火山放出物がある地点を中心に放射状に噴出して広がる場合で,爆発性の場合と非爆発性の場合がある。
→関連項目噴火マグマ溜り

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岩石学辞典の解説

中心噴火

火山体中央部の単一の火口で起こる噴火.割れ目噴火広域噴火に対する語で,火口を中心とした対称的な火山体を作ることが多い[片山ほか : 1970].中心噴火にはハワイ型,ストロムボリ型,ヴルカノ型,ヴェスヴィアス型,プリニイ型,ペレ型,クラカトア型,磐梯山型などの型が区別されている.一般的にはこれらの型はマグマの型と火山の中心の深さに関係している.しかし火山によっては噴火の型が順々に変わるものがある[Lacroix : 1908, Harker : 1909, Wolff : 1914].単成火山には中心火山と割れ目火山があり,この違いは噴出速度の差によると考えられる[中村 : 1979].玄武岩質熔岩に割れ目噴火が多いことから,この差は粘性に関係しているが,これ以外にも地殻の圧力の大小に関係していると考えられている[中村 : 1979].

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大辞林 第三版の解説

ちゅうしんふんか【中心噴火】

火山体の中央にある火口からの噴火。火口を中心にして対称的な火山体をつくる場合が多い。 → 割れ目噴火

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の中心噴火の言及

【火山】より

…一般に火山(複成火山)の活動は数万年あるいはそれ以上に及ぶ長期間のもので,噴出は巨視的には1点を中心にして行われる場合が多い。これを中心噴火という。日本で多く見られる円錐状の火山は,中心噴火を何回も起こし,溶岩流出と爆発による砕屑物の放出が繰り返されるなどしてできたもので,成層火山stratovolcanoと呼ばれる。…

【噴火】より

…表にそのような個々の噴火の様式を示す。山体の中心部にある定常的な火口からの噴火は中心噴火と呼ばれ,山腹の側火口からの噴火は側噴火(側火山),割れ目火口からのものは割れ目噴火と呼ばれる。火口に流出した高温の溶岩が長時間滞留すれば溶岩湖を形成する。…

※「中心噴火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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