中村嘉芽市(読み)なかむら かめいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村嘉芽市」の解説

中村嘉芽市 なかむら-かめいち

1807*-1878 幕末-明治時代の和算家。
文化3年11月28日生まれ。美作(みまさか)(岡山県)の人。中村景美(けいび),可児(かに)平左衛門に和算を,江戸高橋景保(かげやす)らに天文学をまなぶ。測量もよくし,文政5年堀坂(ほっさか)村(津山市)の暗渠(あんきょ)開削工事を景美とともに完成させる。天保(てんぽう)8年庄屋となった。明治11年10月10日死去。73歳。号は亀遊。通称は亀市ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む