中村正爾(読み)なかむら しょうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村正爾」の解説

中村正爾 なかむら-しょうじ

1897-1964 大正-昭和時代の編集者,歌人
明治30年6月1日生まれ。小学校教員ののち大正11年北原白秋をたよって上京,出版社アルスにはいる。昭和10年白秋が創刊した「多磨」にくわわり,終刊まで編集にあたった。28年「中央線」を創刊,主宰。昭和39年4月5日死去。66歳。新潟県出身。新潟師範卒。
格言など】ふるさとの家の座敷とおもひつつ暁ちかき雪あかりかも(「中村正爾歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android