久保より江(読み)クボ ヨリエ

20世紀日本人名事典 「久保より江」の解説

久保 より江
クボ ヨリエ

明治・大正期の歌人,俳人



生年
明治17(1884)年9月17日

没年
昭和16(1941)年5月11日

出生地
愛媛県松山市

旧姓(旧名)
宮本

学歴〔年〕
府立第三高女卒

経歴
早くから俳句を学び、また「明星」に短歌を発表。文集嫁ぬすみ」「より江句文集」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保より江」の解説

久保より江 くぼ-よりえ

1884-1941 明治-昭和時代前期の俳人,歌人。
明治17年9月17日生まれ。郷里の愛媛県松山で夏目漱石(そうせき),正岡子規に接し句作をはじめる。上京後府立第三高女を卒業,久保猪之吉(いのきち)と結婚。福岡にすみ,高浜虚子に俳句を,服部躬治(もとはる)に和歌をまなび,柳原白蓮らと交友があった。昭和16年5月11日死去。58歳。旧姓は宮本。著作に「嫁ぬすみ」「より江句文集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android