乾燥肌(読み)カンソウハダ

デジタル大辞泉 「乾燥肌」の意味・読み・例文・類語

かんそう‐はだ〔カンサウ‐〕【乾燥肌】

ドライスキンのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

食の医学館 「乾燥肌」の解説

かんそうはだ【乾燥肌】

《どんな病気か?》


 乾燥肌(かんそうはだ)は、皮膚が乾燥して白い粉をふいたようになったり、角質(かくしつ)がはがれたりする状態で、高齢者やアトピー素因をもつ子どもに多い症状ですが、最近では石けんの使いすぎなどで若者にもみられます。

《関連する食品》


〈ビタミンEやAも皮膚の形成にたいせつ〉
○栄養成分としての働きから
 皮膚の潤いをとりもどすには、新しい皮膚細胞を次々につくりだすことが必要です。まず、皮膚細胞の原料となるたんぱく質をとること。肉や魚、牛乳たまごなどをしっかり食べましょう。
 ビタミンB群の仲間であるパントテン酸には、たんぱく質や脂質糖質の代謝(たいしゃ)をうながす働きがあり、新しい皮膚細胞をつくりだすサポートをします。レバー納豆サケイワシなどに多く含まれています。
 健康な肌をつくるには、血液によって皮膚に十分な栄養がいきわたっていなければなりません。ビタミンEは血液の流れをよくし、健康な皮膚をつくるのに役立ちます。ビタミンEが豊富な食品は、アーモンドなどのナッツ類、ウナギ、青背の魚、カボチャなどです。
 ビタミンAも皮膚の形成と深いかかわりがあり、不足すると皮膚が乾燥するので注意しましょう。ビタミンAには、レバーやウナギなどに含まれるレチノールと、コマツナニンジンなど緑黄色野菜に含まれるカロテンがあります。緑黄色野菜には肌の張りを保つビタミンCも豊富なので、とくにおすすめです。

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