亀山八幡神社(読み)かめやまはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「亀山八幡神社」の解説

亀山八幡神社
かめやまはちまんじんじや

[現在地名]三和町小畠 矢頭谷

九鬼くき城跡西方にある。治暦元年(一〇六五)山城国石清水八幡宮の分霊を勧請したといい、祭神は応神天皇ほか。旧郷社。元弘の乱における争乱で火災に遭い、のち永正年中(一五〇四―二一)九鬼城主馬屋原正国が再建したと伝える。その後もたびたび火災に遭い、福山藩主水野勝種による再建もあったというが、現社殿は元禄一六年(一七〇三)のものと伝える。享保二年(一七一七)小畠こばたけ村が中津藩領となって以降、藩主の祈願所となっている。


亀山八幡神社
かめやまはちまんじんじや

[現在地名]尾道市西久保

かめ山山上に鎮座し、本殿は南面する。久保くぼ八幡神社ともよび、旧尾道町の東半分の産土神。祭神は仲哀天皇神功皇后・応神天皇。旧村社。「芸藩通志」によると貞観年中(八五九―八七七)創建といい、仁治(一二四〇―四三)、応永(一三九四―一四二八)、永正(一五〇四―二一)に重修。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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