(読み)イ

デジタル大辞泉の解説

い〔ゐ〕【井】

井戸。掘り抜き井戸。
湧(わ)き水や川の流水を汲み取る所。「走り」「山の

しょう【井/正/生/声/姓/性/青/政/星/省/清/聖/精/請】[漢字項目]

〈井〉⇒せい
〈正〉⇒せい
〈生〉⇒せい
〈声〉⇒せい
〈姓〉⇒せい
〈性〉⇒せい
〈青〉⇒せい
〈政〉⇒せい
〈星〉⇒せい
〈省〉⇒せい
〈清〉⇒せい
〈聖〉⇒せい
〈精〉⇒せい
〈請〉⇒せい

せい【井】

いげた。また、その形。
二十八宿の一。南方の第一宿。銀河の左岸にあり、双子座のμ(ミュー)付近で井の字の形に見える八星をさす。ちちりぼし。井宿

せい【井】[漢字項目]

常用漢字] [音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]
〈セイ〉
いど。「井蛙(せいあ)鑿井(さくせい)油井
人家の集まっている所。「市井
きちんと区切ったさま。「井然」
「井」の字の形。「井目・井田法」
〈ショウ〉「井」の字の形。「天井(てんじょう)
[名のり]きよ

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大辞林 第三版の解説

い【井】

井戸。掘り井戸。
泉や地下水をためた水汲み場。 「安積香山影さへ見ゆる山の-の/万葉集 3807

せい【井】

いど。い。また、いげた。
二十八宿の一。南方の星宿。井宿。ちちりぼし。

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精選版 日本国語大辞典の解説

【井】

〘名〙 泉や流水から、水をくみとる所。はしり井。また、地を掘り下げて地下水をたくわえてくみとる仕掛けのもの。
※書紀(720)神代下(水戸本訓)「井(ヰ)の上に百枝の杜(かつらの)樹有り」
※枕(10C終)一六八「井は ほりかねの井。玉の井走り井は逢坂なるがをかしきなり」

せい【井】

[1] 〘名〙
① いど。い。〔易経‐井卦〕
② いげた。また、その形。
※甲陽軍鑑(17C初)品二九「御旗本、まへは典厩(てんきう)穴山殿、せいに備をたて給ふ」 〔左思‐魏都賦〕
③ (井戸のあるところには人が集まるところから) むらざと。まち。市井。〔宋書‐何承天伝〕
④ 古代中国で一里四方、九百畝の田地をいう。〔孟子‐滕文公〕
⑤ 易の六十四卦の一つ。上卦は坎(かん)(=水)、下卦は巽(そん)(=風)。水風井ともいう。巽は木でこの場合つるべをあらわし、つるべで水をくみあげるさま。
[2] 二十八宿の一つ。南方第一宿。ふたご座のμ(ミュー)星付近で井の字形になっている部分にあたる。井宿(せいしゅく)。東井。ちちりぼし。
※制度通(1724)一「井・鬼・柳・星・張・翼・軫の七宿、その並びやう短尾の鳥のごとし」 〔後漢書注‐郎顗伝〕

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世界大百科事典内のの言及

【井戸】より

…用水として地下水を得るために地中に掘られた穴を井戸という。ただし特殊目的の井戸には地下水調査用の観測井,地下水を人工涵養する涵養井,工場廃水などを地下処理する注入井などがある。…

※「井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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