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亜ジチオン酸 あジチオンさんdithonous acid

世界大百科事典 第2版の解説

あジチオンさん【亜ジチオン酸 dithonous acid】

化学式H2S2O4ヒドロ亜硫酸または次亜硫酸(ハイポ亜硫酸)と呼ばれていたが,IUPAC命名法で亜ジチオン酸に改められた。亜二チオン酸ということもある。遊離酸は密閉器中で二酸化硫黄に鉄,亜鉛ナトリウムアマルガムを作用させると得られるが,きわめて不安定で,チオ硫酸,二酸化硫黄,硫化水素に分解する。亜ジチオン酸塩には,アルカリ金属,アルカリ土類金属,亜鉛,カドミウムなどの塩が知られている。金属を有機溶媒,水に懸濁させるか,アマルガムとして二酸化硫黄を通じると得られる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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