亜相(読み)アショウ

デジタル大辞泉 「亜相」の意味・読み・例文・類語

あ‐しょう〔‐シヤウ〕【亜相】

丞相じょうしょうぐ意》大納言唐名

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精選版 日本国語大辞典 「亜相」の意味・読み・例文・類語

あ‐しょう‥シャウ【亜相】

  1. 〘 名詞 〙 ( 丞相(じょうしょう)に亜(つ)ぐ意 ) 大臣に次ぐ官。大納言の唐名、あるいは異名亜槐(あかい)
    1. [初出の実例]「謁彼亜相、少相談雑事等、子終罷出」(出典小右記‐寛和元年(985)六月二七日)
    2. 「宰相は、一筋に御事をのみ申しつれば、亜相(アシャウ)御事迄は心も及ばず」(出典:源平盛衰記(14C前)六)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐哭韋大夫之晉詩〕

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普及版 字通 「亜相」の読み・字形・画数・意味

【亜相】あしよう(しやう)

御史大夫別称。秦のとき丞相の副であった。わが国では大納言をいう。唐・白居易〔李昌元、御史大夫を兼ぬべしの制〕亞相の秩、威重崇なり。爾(なんぢ)の身に加へ、以て能くするむ。

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