京版画(読み)きょうはんが

事典 日本の地域ブランド・名産品 「京版画」の解説

京版画[その他(工芸)]
きょうはんが

近畿地方京都府地域ブランド
京都市で製作されている。美術出版や書物挿絵染織雛形本・扇や団扇など、各時代のさまざまな分野木版画がつくられてきた。得意とする胡粉摺・雲母摺などの技術も、京都風土に合わせ発展したという。最近では、岩絵具を使った木版画も作成されている。京都府伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「京版画」の解説

京版画

京都府京都市を中心に生産される木版画。江戸時代仮名草子浮世草子の挿絵として発展。京都伝統工芸協議会が指定する京都の伝統工芸のひとつ

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android