人一倍(読み)ひといちばい

精選版 日本国語大辞典 「人一倍」の意味・読み・例文・類語

ひと‐いちばい【人一倍】

〘名〙 人の倍であること。普通の人以上であること。副詞的にも用いる。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「年の老(よっ)た所為(せゑ)か暑さも寒さも人一倍(ヒトイチベヱ)だ」

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デジタル大辞泉 「人一倍」の意味・読み・例文・類語

ひと‐いちばい【人一倍】

普通の人以上であること。副詞的にも用いる。「寒さには人一倍強い」
[類語]一層更にもっとますますいよいよよりも少しもう少しずっと余計なおなおさら一段と弥が上に

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