(読み)エキ

  • ▽益
  • ▽益/▽益▽益
  • えき・す
  • えき・する
  • ますます
  • やく
  • よう ヤウ
  • よう〔ヤウ〕
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

役に立つこと。ためになること。「世の中にをもたらす活動」⇔
利益。もうけ。「多くのをもたらす」
[音]エキ(漢) ヤク(呉) [訓]ます ますます
学習漢字]5年
〈エキ〉
ます。ふやす。「増益
役に立つ。役に立つこと。「益鳥益友公益広益国益受益裨益(ひえき)便益無益有益
もうけ。利得。「益金巨益差益私益収益純益損益利益
〈ヤク〉役に立つこと。「益体御利益(ごりやく)
[名のり]あり・すすむ・のり・まし・また
[難読]益荒男(ますらお)
[副]《動詞「ま(増)す」を重ねた》程度が一層はなはだしくなるさま。いよいよ。「風雨は―激しくなる」「老いて―盛んだ」
利益。また、効果。「もないことを言う」
《「やく」の音変化》ききめ。えき。

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大辞林 第三版の解説

人や世の中の役に立つこと。ためになること。 ⇔ 何の-もない書物
利益。もうけ。 ⇔ -のない仕事
呉音
えき(益)に同じ。 何の-もない 命終り侍りなば何の-かは侍らむ/源氏 薄雲

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

① もうけ。利益。利得。⇔
※平家(13C前)二「朝敵と成てはいかにくゆ共益有るまじ」 〔易経‐繋辞下〕
② 役に立つこと。人や世のためになること。⇔
※日蓮遺文‐開目抄(1272)「始成の仏ならば所化十方に充満すべからざれば、分身の徳は備はりたりとも示現してゑきなし」
[1] 〘自サ変〙 進む。進歩する。
[2] 〘他サ変〙 ⇒えきする(益)
〘他サ変〙 えき・す 〘他サ変〙 利益を与える。よりよい状態にする。
※土井本周易抄(1477)四「巳対を損せば又成剥封ぞ故不損益之」
〘名〙
① 利徳。利益。もうけ。また、役に立ったり、ためになったりすること。効果。かい。
② 仏の恵み。功徳。りやく。
※源氏(1001‐14頃)薄雲「心にむせび侍りつつ命をはり侍りなば、なにのやくかは侍らむ」
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四「衆生をして、阿羅漢をえ、六神通を具せしめんこと益(ヤク)ありといふとも」
〘名〙 (「やく(益)」の変化した語) 益。甲斐。効果。

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世界大百科事典内のの言及

【禹】より

…尭のあとを継いだ舜帝は,かわって禹に治水を命じた。禹は益(えき)や后稷(こうしよく)などの部下とともに天下を経めぐって水を導き,農業などの産業を整備した。このときの記録が《尚書》禹貢篇に編まれたとされる。…

※「益」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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