付合う(読み)ツキアウ

デジタル大辞泉 「付合う」の意味・読み・例文・類語

つき‐あ・う〔‐あふ〕【付(き)合う】

[動ワ五(ハ四)]

㋐行き来したりして、その人と親しい関係をつくる。交際する。「隣近所と親しく―・う」
恋人として交際する。「今―・っている彼女
義理や社交上の必要から、行動をともにする。「残業に―・う」「食事を―・う」
[補説]2は、「スマホと上手に付き合う方法」「長年花粉症と付き合ってきた」のように、人以外に用いられることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「付合う」の意味・読み・例文・類語

つき‐あ・う‥あふ【付合】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
  2. 互いにくっつく。両方からくっつく。
  3. 交わる。交際する。
    1. [初出の実例]「Forum〈略〉ハウバウノ アキビトノ tçuqivǒ(ツキワウ) トコロ」(出典:羅葡日辞書(1595))
    2. 「彼と往来(ツキアフ)ものはすべて大頭児(おほあたま)」(出典:通俗古今奇観(1814)四)
  4. 行動をともにする。また、仕方なく相手とともに行動する。
    1. [初出の実例]「帰り道で胡椒を買はねへきゃアならねへ、おつき合(ヤイ)ナ」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)
    2. 「野暮をいはないでつきやひたまへ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む