付添う(読み)ツキソウ

デジタル大辞泉 「付添う」の意味・読み・例文・類語

つき‐そ・う〔‐そふ〕【付(き)添う】

[動ワ五(ハ四)]世話などをするためにそばについている。「病人に―・う」「入学式に―・ってゆく」
[類語]添う寄り添う世話を焼く目を掛ける手を掛ける手掛ける面倒を見る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「付添う」の意味・読み・例文・類語

つき‐そ・う‥そふ【付添】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
  2. 貴人・病人・年少者などのそばに保護や世話などをするために付き従う。
    1. [初出の実例]「七日参籠せられけるに、よるひるつきそひ奉り、もてなす事かぎりなし」(出典:平家物語(13C前)二)
    2. 「母親につき添(ソヒ)年比頼をかけし旦那寺駒込(こまこみ)吉祥寺といへるに行て」(出典浮世草子・好色五人女(1686)四)
  3. 付属する。一連のものとして付属する。
    1. [初出の実例]「鬼が島で取てござった隠笠でおりやる。是につきそふた隠蓑、打出の小槌」(出典:狂言記・宝の笠(1700))

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