デジタル大辞泉
「手掛ける」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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て‐が・ける【手掛・手懸】
- 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]てが・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 - ① みずから手を下して扱う。自分からそのことにあたる。仕事・趣味・役目などの内容としてそのことに関わる。体験する。
- [初出の実例]「法性寺殿はこながらあまりに器量の、手がくべくもなければにや、わが御身にはあながちの事もなし」(出典:愚管抄(1220)七)
- 「かふ云ふ病人を二度ほど先生の代脈で手掛けた事があるが」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一八)
- ② 世話をする。面倒をみる。養成する。特に、女性と関係を持ち、世話をすることにもいう。
- [初出の実例]「父の手がけられた者を妻にするぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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