仙翁(読み)センノウ

精選版 日本国語大辞典 「仙翁」の意味・読み・例文・類語

せん‐おう‥ヲウ【仙翁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仙人のおきな。仙人。
    1. [初出の実例]「先遇仙翁丹竈洞、続談禅客白雲山」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・山寺即事〈藤原敦光〉)
    2. [その他の文献]〔常建‐仙谷遇毛女詩〕
  3. せんのう(仙翁)

せん‐のう‥ヲウ【仙翁・剪紅紗花】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せんおう」の連声 ) ナデシコ科の多年草。中国原産で、古くから観賞用に庭園に栽培されている。茎は高さ六〇センチメートルぐらいになり葉とともに細毛を密に生じる。葉は長さ五センチメートルぐらいの卵形で対生。夏から秋にかけ径四センチメートルほどの深紅色(まれに白色)の五弁花をまばらに開く。花弁の先は不規則に細裂している。漢名、剪紅紗花。また、剪秋羅も用いるが、漢名ではない。せんのうけ。こうばいぐさ。《 季語・秋 》 〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「仙翁」の解説

仙翁 (センノウ・センオウ)

学名Lychnis senno
植物。ナデシコ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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